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カプコンのゲーム、ストリートファイターシリーズのキャラクターについては「ディージェイ (ストリートファイター)」をご覧ください。
ナイトクラブのDJ Robert Hood
ディスクジョッキー(disc jockey)またはDJ(ディージェイ)とは、ポピュラー音楽をラジオ番組などで選曲、操作する、または演奏会場やクラブ、ソフトなどで再生機器で客に聴かせる人物。ディスクジョッキーのディスクはかつてはレコード盤のみを指していたが、その後CD、あるいはデジタルオーディオファイルといった音楽の記録媒体が増えている。
ラジオDJかつてワシントン ペンシルベニア州に存在していたラジオ局、WKZVで働くラジオパーソナリティ。詳細は「ラジオパーソナリティ」を参照
ラジオDJ(トークが中心の者も含めた場合、ラジオパーソナリティ)は、主にラジオ放送局のラジオ番組で本人の選曲やリクエスト曲を流す人物・司会者を指す[1]。日本において12月28日はディスクジョッキーの日として一般社団法人 日本記念日協会に登録されている[2]。ニッポン放送をキー局としていた番組、オールナイトジョッキーのラジオDJとして貢献した糸居五郎の命日でもある[3]。
日本におけるディスクジョッキーの先駆け的存在は、1950年(昭和25年)から放送が始まった『ラジオ喫煙室』の森繁久彌である[4][5]。 1973年にニューヨークブロンクス区でサウンド・システム活動を開始したジャマイカ移民であるクール・ハークがヒップホップDJの普及者として知られる。クール・ハークが発見したブレイクビーツやスクラッチ
ヒップホップDJ
レゲエDJ「レゲエ#ディージェイ・スタイルの確立」および「サウンド・システム」も参照
レゲエにおけるDJの元祖は、1950年代末に登場したサー・ロード・コミック、カウント・マチューキらである[6]。元は他のジャンルと同じように選曲しイントロ部でその曲の紹介などを担当していたが、1960年代後半のU・ロイの登場以降はレコーディングに参加しトースティングやラップを披露するようになっていった。他にビッグ・ユース、Iロイらがいた。現在はレゲエにおける「DJ」と言えば、一般的にはサウンド・システムなどでバージョンやダブに合わせてトースティングする者を指す。他ジャンルにおけるDJと区別するため、「ディージェイ(dee jay)」と表記する場合があり、ディスクジョッキーと呼ばれることはない。他のジャンルにおけるDJにあたる者は、レゲエではセレクター(selector)と呼ばれる。セレクターには独自のスタイルがあり、曲のフック(盛り上がり)部分で逆回転して止めてしまったり(「Pull up」、「Rewind」、「Come again」と呼ばれる)セレクター自身が発言したりする。
クラブやフェスにおけるDJ基本的な機器構成のひとつ。両サイドにTechnics SL-1200、中央にはDJ用ミキサーが設置されている。
クラブDJは、ナイトクラブ、ディスコなどの会場で、最低2台またはそれ以上の再生機器と、ミキシング・コンソールを使い、片方の再生機器で曲を再生している間に、もう片方で次の曲の再生準備し、テンポや音量の調整を行い、タイミングを見計らいながら音を違和感なくクロスさせるミックス操作で曲の流れを止めることなく次の曲へと繋いでいく。その他サウンドエフェクトを駆使し、音楽を創り出す技術者のこと。 ロックバンドの中にはメンバーにDJを編成しているバンドが存在している。バンドにおけるDJの役割は音源再生の他、スクラッチやジャグリングなどを用いてパーカッションのような役割も担当する。サンプラーやドラムマシンなどの操作を兼任しているDJも多い。 CDJとは、DJ向けのCDプレーヤーを使ってDJをする者の通称。またAlphaTheta(旧:Pioneer DJ)[7]の商標であり、DJ向けのデジタル再生機器の称呼[8][9]。 モバイルDJ、PCDJまたはPJとは、パーソナルコンピュータまたはスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を使ってDJをする者の通称。あるいは、結婚披露宴、会社のパーティー、学園祭など、様々なイベントに人材・機材などを持ち込みDJをする個人・団体のこと。後者は「出張DJ」とも称され、ビジネスモデルでもある[10]。 ターンテーブリズム
ロックDJ
CDJDJ albert
モバイルDJ
ターンテーブリスト
この技術を競い合う大会、DMC World DJ Championships
機材D&Dスタジオ内のDJプレミアの制作スペース
DJミキサー「ミキシング・コンソール」も参照
DJミキサー、またはミキシング・コンソールは、単にミキサー(以下「ミキサー」と略す)とも呼称される。この節ではクラブDJ向けのミキサーについて解説する。音声入出力は最低2台の再生機器からの入力とオプションにマイクなどからの入力、スピーカーへの出力とモニター用出力に分かれる。モニター出力は次の曲を準備、試聴するために利用するもので、メインであるスピーカー出力に混合せず、また遮ることなく曲の確認ができる特別なラインである。また横方向につまみが移動するクロスフェーダーを搭載し、表面中央下部に配置されているのが一般的である。このクロスフェーダーのつまみを中央に移動させると両方の再生機器で再生している音が混ざり、片側に移動させると片方の音が大きくなり、もう片方で再生している音は小さくなる[15][16]。
ターンテーブル/レコードプレーヤー「レコードプレーヤー」も参照アナログターンテーブルを使用してスクラッチを行うピート・ロック